【松山】NTTドコモ四国支社はこのほど、愛媛県西予市と「デジタル専門人材の派遣に関する協定」を締結した。

　同協定は、内閣府が自治体向けに実施している「地方創生人材支援制度」を活用した人材派遣について取り決めを行うもの。デジタル専門人材としてドコモの社員数人が訪問やオンラインなどを活用し会議に参画する「チーム派遣」となる。

　協定の目的は、西予市がドコモからデジタル専門人材としてドコモ社員の派遣を受け、西予市の暮らしや働き方を変えるDXの推進を通して地域課題の解決を図り、地方創生の実現に資すること。

　協定期間は2022年1月1日～23年12月31日の2年間。連携の実施形態は訪問とオンラインなどによる会議参加。隔週1回程度。

　連携内容は次の通り。（1）行政のDX推進に関すること。ペーパーレスの推進、オフィス改革など。（2）暮らしのDX推進に関すること。GIGAスクールの推進、災害・防災に関する検討など。（3）産業のDXに関すること。一次産業（農林水産業）といった産業分野の活性化など。（4）その他ICT政策に関するアドバイス、ICTツールの紹介・提案、導入支援など。