2022.03.30 【電波時評】超高齢化、待ったなしの「2025年問題」

 超高齢化社会到来を巡り「2025年問題」「2025年の崖」という言葉をこのごろよく目にする。

 25年問題とは「団塊の世代(1947~49年生まれ)」の約800万人全てが、同年までに75歳以上の後期高齢者となること。日本の後期高齢者人口は2100万人に達するという。高度成長期を支えた世代が支えられる側に立つことで、医療費や介護費の増大が国家財政に重くのしかかり、現役世代の負担の増大も懸念されている。

 25...  (つづく)