大型連休明けに新入社員や学生が倦怠（けんたい）感や心身の不調などを訴える「五月病」は知っていたが、昨今は新人に限らず緊張やストレスが増して不調に至る「六月病」もあるそう。これが離職の引き金になっているという▼新聞業界もかつては政治家や警察官、企業人への「夜討ち朝駆け」取材が記者の務めとされた。しかし長時間勤務や過重負担になり、離職の遠因だとして夜討ちなどをさせない新聞社も出てきた▼厚生労働省が昨秋発表した18年3月卒業の新卒学生の就職3年以内の離...　　(つづく)