企業や農家などから余った食品や規格外の食材を寄付してもらい必要とする人たちに届ける「フードバンク」。1967年に米国で始まった活動は日本にも定着し、現在200近い団体が困窮者や福祉施設、子ども食堂を支援している▼家庭などから余剰の食品を持ち寄り、地域の団体やフードバンクに寄付する「フードドライブ」の活動も活発だ。自治体や大手コンビニ、家電流通などの企業も社会貢献の一環として取り組んでいる▼この活動が食品ロスの削減に一役買っていることは言うまでもな...　　(つづく)