2020.01.14 マグネシウム振動板採用のカスタムインイヤモニター オンキヨーが6モデル販売

マグネシウム振動板BAドライバー搭載のカスタムインイヤモニターをリニューアル

オンキヨーは、カスタムインイヤモニターカテゴリにおいて、同社開発のマグネシウム振動板を採用したバランスド・アーマチュアドライバー(BAドライバー)を搭載した「シリーズM」と、現行モデルを踏襲しながらデザインやコネクタなどのカスタマイズ性を拡大させた「シリーズJ」の二つの新シリーズを2月上旬から販売開始する。税別価格は7万9800-12万9800円。 「シリーズM」(IE-M1/M2/M3)は、マグネシウム振動板を採用したBAドライバーを搭載している。コンデンサやダンパーなどオーディオグレードのパーツを新たに投下し、BAドライバーごとの帯域をハンドリングすることでマグネシウム振動板のサウンドキャラクタを生かし、全帯域でつながりのよいバランスを実現。ナチュラルで歪みのない滑らかなサウンドを再現する。 新開発のBA特殊表面処理技術により、マグネシウム素材内部までセラミック層を浸透させてさらなる高剛性を獲得し、BAドライバー用振動板としては世界最薄を実現している。この製法によって高音域再生を伸長させるだけでなく、マグネシウムが持つ「高吸振性」を最大限引き出せるようになり、音源再生を阻害する金属固有の鳴りを抑制して、より滑らかで自然な聴き疲れしない音を再現している。 「シリーズJ」(IE-J1/J2/J3)は、高解像度な中高音と豊かな低域で楽しめることを目指したシリーズ。BAドライバーを独自のフローティング機構で実装することにより、不要振動と共振を低減した。低域から高域まで輪郭を高めた明瞭な音を再生する。 各シリーズ共通で、新たな世界観8色を加えた全20種類に及ぶカラーバリエーションを展開。D型/C型イヤホン形状そのものを選択可能で、汗対策やケーブル挿抜耐性に優れたestron社製「T2」コネクタの採用など、従来モデル以上にユーザーの「自分らしさ」をかなえるオーダーメードモデルになった。