ティアックは、小型アンプにHDMI入力、ブルートゥース、USB入力を搭載し、HD音源（ハイレゾ）再生にも対応したデスクトップオーディオアンプ「AI-303」を来年1月から販売する。

　AI-303は、わずか215ミリメートルの横幅のボディーながら、多彩なデジタル入力に対応した。ARC／eARCに対応したHDMI端子を装備しているので、好みのスピーカーと組み合わせることにより、テレビの音を簡単にグレードアップできる。音楽番組や動画配信も高音質で楽しめる。

　小型の筐体（きょうたい）は、テレビ周りの置き場所にも困らない。USB DACとしては、11.2メガヘルツ　DSDや384キロヘルツ／32ビットのハイレゾ音源にも対応しているので、デスクトップに高音質なハイレゾシステムを構築できる。USB入力端子としてUSB-Cを採用したことで、パソコンのみならず、スマートフォンやタブレットを使った高音質再生も手軽に行える。

　ヘッドホン出力は、4極ジャックを使用することでグランドセパレート接続にも対応している。LDAC、aptX HDなど高音質転送に対応したブルートゥースレシーバーを搭載したことで、スマホからの再生も高音質で行える。アナログ入力も2系統搭載しているので、オーディオ機器との組み合わせもできる。

　本体カラーはシルバーとブラック。価格はオープン、直販価格は8万7780円。