【ラスベガス（米ネバダ州）＝CES取材班】米ラスベガスで5日開幕のCES2023に合わせ、各社が開催したプレス向けイベントでは、文化人やアスリートも登壇。多彩に展開した。

　キヤノンUSAは「リミットレス・イズ・モア」をコンセプトに、人々が直面するさまざまな「リミット」を取り除く、新製品や最先端のXR映像ソリューションの見どころを、社長や開発担当者らが、多彩なゲストとともに語った。

　映画監督M・ナイト・シャマラン氏も登壇。「シックス・センス」「サイン」など、世界的に有名な同氏は、パートナーシップを結び、新作映画をモチーフにした没入型の展示でも協力している。「クリエーターの思いを形にできる」と歓迎する立場から、期待を語った。

　また、パナソニックのカンファレンスでは、同社が掲げる「グリーンインパクト」の状況を訴求。その一環で、もし地球環境が変化してしまったら、スポーツ環境がどうなるか、といった文脈でプレゼンが進む中で、ネイサン・チェン選手が登壇。動画では、大坂なおみ選手も出演した。ブースでは、電池関連などで世界初披露の技術もあり、来場を呼び掛ける一助になった。
（6日付の電波新聞／電波新聞デジタルで詳報します）