阪神・淡路大震災の発生から17日で28年が経過した。倒壊した建物や高速道から落ちかけたバス、焼け野原の街など、6400人余りが犠牲となった惨事は当時の映像とともに脳裏に焼き付いている▼その後も東日本大震災（2011年3月）や熊本地震（16年4月）など震災が続いた。直近では宮城、福島両県で最大震度6強を観測した22年3月の福島県沖地震が記憶に新しい。鉄道や道路、電力、水道の損傷は暮らしと生産活動にダメージを与えた▼今後懸念されているのが南海トラフ地...　　(つづく)