日本トムソンは、プライベートショー「Today in Kyoto 2023」を2月28日、3月1日の2日間、京都パルスプラザ第1展示場（京都市伏見区）で開催する。

　製造業を中心とした同社顧客を対象に新製品、新技術を紹介する。同社独自の潤滑部品「Cルーブ」を内蔵したメンテナンスフリーの直動案内機器、リニアモーター駆動の精密位置決めテーブルを中心としたメカトロ製品、複雑な荷重を同時に受けられるコンパクトな「CRBシリーズ」ほか、ニードルベアリングなど新製品、主力製品を展示する。

　2月28日は、SCREENセミコンダクターソリューションズの楠原充也氏による「半導体市場とリソグラフィー技術の現状と今後の展開について」と題し特別講演を行う。3月1日は、同社が製品化した「液晶潤滑剤」を採用した直動案内機器の共同開発者である機能性液晶材料研究所・原本雄一郎所長（山梨大学名誉教授）を講師に招き、「超低発塵を有し、機械の耐久性を20～40倍に向上させる機能性液晶潤滑剤の創生」と題する特別講演を予定している。

　技術セミナーでは、新製品や開発試作品の技術紹介なども行う。会場では直動案内機器「Cルーブリニアウェイ」を実際に組み立て体験するコーナーを設ける。