最先端半導体の国産をめざす新会社、ラピダスは4日、ベルギーの国際的研究所imecのコアパートナープログラムに参加すると発表した。

　コアパートナープログラムは2005年に開始され、5ナノメートル以下の集積回路プロセス技術の分野での世界トップクラスのファウンドリー、IDM、ファブレス、材料・装置サプライヤーなどが参加。独占的で緊密な研究開発を行っている。プログラムでは、最先端の半導体製造装置を設置しimecの最新のクリーンルームを基盤としている。パートナーは、産業界のニーズを先取りした技術の研究ができる。

　ラピダスはimecとの連携を発表しており、「ナノエレクトロニクスとデジタル技術分野における世界的な研究機関であるimecと、先端半導体研究の領域で長期的かつ持続可能な協力を強化する」としている。

（6日付電波新聞／電波新聞デジタルで詳報予定です）