2020.03.05 【業務用無線特集】デジタルへの移行迫る 大需要に期待かかる

第1表:2019年3月末の用途別無線局数と3年間の比較

 無線局数は毎年増加を続けている。けん引しているのが「電気通信業務」用途に分類されている携帯電話で、無線局全体の98・7%を占める。これを除くと「基地局」「簡易無線局」「アマチュア無線局」が大きなシェアを持つ。

 アナログからデジタルへの移行期限の22年が迫ってきた。無線機デジタル化率は50%弱で、大需要が期待されている。

 IP通信や衛星無線用機種も開発され、簡易無線局を含む業務用無線機の評価はますます高...  (つづく)