きょう17日で6434人が犠牲となった阪神・淡路大震災の発生から29年になる▼この地震や東日本大震災を機に防災や避難所対応、被災地支援のあり方が見直されたといわれる。神戸市には阪神高速道路の被災構造物の保管庫があり、希望者に公開している。市民グループや教育現場では防災力向上を図る取り組みが続くが、被災時を伝える語り部の減少、高齢化が進む▼折しも能登半島地震が起きたばかり。神戸市での追悼のつどいで「ともに」という文字を灯籠で示すのは、各地で被災した...　　(つづく)