オーデリックは、ブルートゥースで照明器具を制御する「コネクテッドライティング」を軸に照明の新しい価値を提案している。特に、防犯意識の高まりに応える人検知カメラを一体化したエクステリア照明器具の提案に注力している。

　人検知カメラは、人間を検知すると動画を録画し、同時に照明を点灯する。日常の帰宅時の明かりだけでなく、防犯対策としても使える。カメラは常時動作しているが、動物や自転車などの乗り物がカメラの撮影範囲内を通り過ぎても録画は行わない。

　録画したデータはマイクロSDカードに保存され、パソコンで過去の映像の確認もできる。また、専用アプリケーションをダウンロードすることで、スマートフォンやタブレットを使って直接カメラと接続することも可能。アプリを利用することで、撮影した映像を確認しやすくなる。

　汎用（はんよう）性の高いシンプルなポーチライトから実用的なスポットライト、意匠性の高いライトまでを、玄関や勝手口、ガレージといった取り付け場所や用途に合わせて、全76機種の中から選べる豊富なデザインが強みだ。人検知カメラの技術を生かし、今後も照明器具を発展させていく方針だ。