電気料金の一部を支援する「電気・ガス価格激変緩和対策事業」が5月使用分で終了する。電気代上昇が予想される中、暑さが本格化するこれからの季節で快適と節電をいかに両立するかは関心の高いところ。

　夏を快適に過ごすためにエアコンの使用は不可欠。電気代が上がるとはいえ、熱中症を防ぐ上でも適切な利用は続けるべき。半面、資源エネルギー庁によると、夏季午後7時頃の家庭での電気使用量は、全体のうちエアコンが4割弱を占める。こういうデータを示さ...　　(つづく)