2024.08.02 FUJI、4~6月連結は減収減益 マシンツール事業が11%増収
FUJIの2025年3月期第1四半期(24年4~6月)連結決算は、足元のエレクトロニクス需要は本格的な回復には至っておらず、その影響を受けて減収減益となった。
セグメント別では、ロボットソリューション事業の売上高は前年同期比7.3%減の282億円、営業利益は同25.1%減の39億円。中国のスマートフォンを中心とする通信関連で設備投資が伸長したが、欧州をはじめとしたほかの地域では設備投資が軟調に推移した。
マシンツール事業の売上高は同11.0%増の24億円、営業利益は前年同期の赤字から黒字に転換した。北米の自動車市場で一時的な設備投資があった。
第2四半期・通期連結業績予想は、高騰を続けていた資材価格の影響が緩和されたため上方修正した。