2020.06.10 ドコモ軽量ウエアラブルヘッドセット販売

「Magic Leap1」の利用イメージ

 NTTドコモは、リアルとデジタルが融合した世界を体験できる米Magic Leap社の軽量ウエアラブルヘッドセット「Magic Leap1(マジックリープワン)」を19日から日本で初めて販売開始する。税別価格は24万9000円。

 「Magic Leap1」は、業務効率化や新たなコンテンツサービスの開発、法人企業向けソリューション開発など、様々な分野でMR技術の活用を考えている法人や、個人を含むXRコンテンツクリエータ向けに販売するもの。

 Magic Leap社の軽量なウエアラブルヘッドセットで、リアルとデジタルを融合したインタラクティブな世界を提供する。モニターがなくても、シームレスにデジタルコンテンツを見て触れることができる。

 自宅のリビングでゲームコンテンツを利用した場合、リビングとゲームの世界を融合することができるため、実際のリビングの壁からキャラクタが出てきたり、テーブルの上にキャラクタを置いて歩かせることができるなど、これまでにない臨場感あるインタラクティブな体験ができる。

 法人利用では、離れた場所にいたとしても、あたかも同じ空間にいるように作業ができる。

 そのため、メンバーが遠隔地からリアルタイムにファイルを共有して異なる知見を持ち合って共同で作業を行ったり、実際に体験しながらトレーニングを行えるプログラムを作成して従業員が現場で複雑なオペレーションをより簡単にできるよう支援したり、熟練者による遠隔指導を実施するなど、新たなソリューションに活用できる。