2024.08.08 東京エレクトロン、4~6月連結は増収増益

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 東京エレクトロンの2025年3月期第1四半期(24年4~6月)連結決算は増収増益となった。戦略製品によるPOR(プロセス・オブ・レコード。顧客の半導体製造プロセスにおける装置採用の認定)獲得・開発評価は順調。先端パッケージングやテストの引き合いが急増した。

 SPE(半導体製造装置)新規装置のアプリケーション別の売上構成比は非メモリーが72%、DRAMが26%、不揮発性メモリーが2%。

 地域別の売上高構成比は中国が49.9%で最大。次が台湾で14.4%。韓国が12.2%、北米が10.6%、日本が7.0%と続く。

 WFE(半導体前工程製造装置)市場では旺盛なAI(人工知能)サーバー向け投資に加え、パソコンやスマートフォン向けの稼働率も回復基調にあると判断。第1四半期の業績を踏まえ、通期・第2四半期の業績予想を上方修正した。