TOWAの2025年3月期第1四半期（24年4～6月）連結決算は、中国や台湾の半導体業界好調を背景に増収。利益面でも増収効果と製品ミックスや販売単価上昇などにより大幅増益。

　事業別では、半導体製造装置が中国の半導体内製化に向けた旺盛な設備投資や、低迷していた台湾での設備需要が底打ち、同事業の売上高は前年同期比43.6％増、営業利益も増収効果により2.7倍という好業績。

　ファインプラスチック成形品事業は医療用の成形品や組み立て品の需要堅調により同3.8％の増収。一方、営業利益は同5.8％減。

　レーザー加工装置事業は事業拡大に向けたR＆D費や人件費の増加により売上高は微減、7800万円の営業損失を計上した。