2024.09.17 日本触媒が福岡県にLIB用電解質の新工場 28年運転開始めざす 国内供給体制強化のため

 日本触媒は、リチウムイオン電池(LIB)用電解質LiFSI(製品名:イオネル)の国内供給体制強化のため、福岡県に新工場を建設する。投資額は最大375億円を予定し、2028年の商業運転開始を目指す。

 LiFSI(リチウムビス〈フルオロスルホニル〉イミド)は、LIB用の電解質として使用され、EV(電気自動車)の充電時間短縮化や航続距離の延長、低温環境下の出力向上などの高性能化に寄与する製品。

 今回の新工場建...  (つづく)