2024.09.18 東レが米ABS型式承認を取得 CFRPを用いた真空含浸補修技術「現場VaRTM工法」

 東レは、浮体式海洋石油・ガス生産貯蔵積み出し設備(FPSO)および浮体式海洋石油・ガス貯蔵積み出し設備(FSO)向けに、炭素繊維複合材料(CFRP)を用いた真空含浸補修技術「現場VaRTM工法」を活用した、腐食による設備の減厚箇所への標準的な船舶補修工法として世界で初めて、米国船級協会(ABS)の型式承認を取得した。

 ABSは世界有数の船級協会で、世界のFPSOおよびFSOの約半数がABS認証船だ。

 今...  (つづく)