HIOKIの2024年12月期第3四半期（1～9月）連結決算は電子測定器が伸び悩み、減収減益となった。

　売上高は前年同期比5.0％減の280億7700万円、営業利益は同18.0％減の51億6000万円を計上した。

　製品別の売上高は、電子測定器が同13.9％減の139億6565万円、現場測定器が同2.2％増の58億7312万円、記録装置が同3.0％増の41億7883万円、自動試験装置が同11.5％増の25億3781万円。

　受注は自動試験装置が同15.0％減の22億2090万円、電子測定器が同4.9％減の143億880万円と、減少している。

　海外売上高比率は62.1％。地域別売上高はアジアが同4.5％減の129億4428万円、北米・中南米が同4.6％減の23億4778万円、欧州が同15.0％減の17億4046万円。