アイ・エス・ビー（ISB）の2024年12月期第3四半期（1～9月）連結決算は、増収増益となった。第3四半期累計の業績では8期連続の増収増益となり、創業以来の最高業績を更新した。

　情報サービス事業のモビリティソリューションは、携帯端末・5G関連の縮小傾向が続き、減収となったものの、ビジネスインダストリーソリューション、エンタープライズソリューション、プロダクトソリューションは増収。ビジネスインダストリはDX（デジタルトランスフォーメーション）関連が引き続き好調だった。エンタープライズはITインフラ、金融、プロダクトはMDM事業などが堅調に推移した。

　セキュリティシステム事業は、リカーリングビジネスは引き続き堅調だったものの、施工物件の一部で工期遅延の発生もあり、売上高は横ばいとなった。

　通期連結業績予想は据え置いた。