2024.11.05 出光興産、固体電解質の大型パイロット装置基本設計を開始 全固体LIB実用化目指す
出光興産は、2027~28年の全固体リチウムイオン二次電池(LIB)の実用化を目標に、全固体電池の材料となる固体電解質の大型パイロット装置の基本設計を10月に開始した。生産能力は年間数百トンを予定しており、世界でもトップクラスの生産規模となる。最終投資決定は25年中を見込み、完工は27年を目指す。固体電解質の量産技術の開発を強力に推進し、自動車・電池メーカーなどのニーズに着実に応えていく。
全固体電池は、従来の液系電池と比べ... (つづく)