2024.12.03 プラ条約、結論持ち越し 政府間交渉委、生産規制で隔たり 会合再開は時期未定
【釜山=時事】プラスチックによる汚染を防ぐための条約策定に向け、韓国の釜山で開催された政府間交渉委員会は2日未明、合意に至らず、結論を持ち越すことを決めた。最終日だった1日になっても、焦点となったプラの生産規制などで各国の意見の隔たりが大きく、交渉は難航。2022年の国連環境総会で24年までの作業完了が決議されたが、さらなる時間が必要と判断した。会合再開の時期は決まっていない。
プラの生産を巡っては、欧州連合(EU)や、海洋... (つづく)