象印マホービンは、ホーロー電気調理鍋の新製品を2月1日から発売する。

　新たに発売する電気調理鍋「EL-NS23」は、高い蓄熱性で味が染み込みやすく煮込み料理に適した「ホーローなべ」を採用。熱が均一に伝わり、逃げにくい特長を生かして煮込み料理をよりおいしく仕上げられるようにした。

　今回は焼き煮込みコースを新たに搭載している。煮込む前に食材を炒め、鍋をそのまま本体にセットすることで、自動で料理が完成する。従来は高温の鍋を本体に入れると樹脂が溶けてしまうという課題があったが、本体に「耐熱リング」を採用することで焼き工程からのスムーズな調理を実現した。

　製品と連携する象印アプリも開発。操作性にこだわった共創型のアプリで、対話しながらレシピの提案などを受けられる。

　同社商品企画部企画グループマネージャーの三嶋一徳氏は「電気調理鍋の特長だった簡単さと便利さに加え、感動的なおいしさの提供が可能になったと自負している。多くのユーザーに、また作りたいと思ってほしい」と話す。

　価格はオープン。市場想定売価は6万6000円前後。(22日の電波新聞/電波新聞デジタルで詳報します)