2025.04.30 たけびし、3月期連結は減収
たけびしの2025年3月期連結決算は減収。オートメーションやメディカルが伸長するも、顧客の在庫調整の影響で売上高は前年並み。政策保有株式の一部売却で特別利益が発生した。
FA・デバイス事業は、産業機器システムでは装置システムが増加したが、一方でFA機器の停滞などで減収。半導体・デバイスはインドでのビジネスが拡大するも東南アジア各国での在庫調整などで前年並み。社会・情報通信事業は、医療ビジネスが伸びたほか、省エネ需要の高まりで冷熱・住設ビジネスが増加。携帯電話も高価格端末の販売で伸びた。
今期連結業績は増収を予想。売上高は過去最高を見込む。医療ビジネスでは販売エリアを拡大。半導体関連顧客を中心にDX需要獲得を目指す。