2025.05.12 大崎電気、3月期連結は増収増益

 大崎電気工業の2025年3月期連結決算は増収となった。オセアニア向けの出荷が堅調だったが、国内では製品構成の変動や販売管理費の増加により営業利益が減益。資本効率化を目的に保有株式や不動産の売却を行い、最終増益となった。

 国内計測制御事業の売上高は前期比1.5%増の560億円、営業利益は同10.9%減の39億円。第2世代スマートメーター導入に向けて現行スマートメーターに対する緩やかな需要減少があった。ソリューション事業は電力会社以外へのメーター販売は好調だった。

 海外計測制御事業の売上高は同2.5%増の417億円、営業利益は同28.0%増の14億円。オセアニア向けの新規・更新需要が増加した。

 今期連結業績は売上高が微増し、利益面では増益と予想する。