シャープは、単身世帯向け3合タイプマイコン式ジャー炊飯器の新製品「KS-CS05J」（市場想定価格=税込み1万6000円前後）を11月20日から発売する。

　「自炊を楽しくする、置いて絵になる炊飯器」をコンセプトに、従来モデルから7年ぶりにデザインを一新し、まるみを帯びたフォルムに一新した。

　曲線の効果で、光と影の境目をやわらげ、やわらかい印象を演出することで、オブジェのように映える、やさしいたたずまいを狙った。

　操作部は、すっきりした印象と操作のしやすさを両立。ふたを開けるボタンを天面に配置し、表示部のLEDは使うときだけ浮かび上がる。

　内部形状は、手入れのしやすさにも配慮し、内釜を囲む内部のフレームは、凹凸を少なくし、なめらかで汚れをふき取りやすくした。

　内釜は、左右に取っ手があり、出し入れや持ち運びが簡単にできる。内ぶたは取り外して丸洗いできるため、清潔に使い続けられる。

　単身世帯で自炊が増えていることに対応し、自炊に便利な調理メニューも充実。従来の「パン」に加え、「ゆで野菜」「ゆで鶏」「温泉卵」「ケーキ」の4メニューを新たに搭載。

　炊飯メニューも、白米や炊きこみごはんに加え、冷凍してもおいしく食べられる「冷凍用」や、かために炊き上げる「カレー用」を追加した。

　調理や炊飯のメニューは、本体天面のQRコードを読み取ることで、スマートフォンなどから一覧できる。