2026.02.25 25年の世界燃料電池車販売、24.4%増 韓国・現代自動車が大幅増
韓国の調査会社SNEリサーチがまとめた2025年の世界燃料電池車(FCV)販売台数は、韓国・現代自動車の「NEXO」の躍進で前年比24.4%増の1万6011台となった。
水素社会の実現に向けた取り組みが進む中、昨年後半に堅調に推移した販売が貢献した。特に中国では、昨年12月の販売が好調。26年から消費者への課税率が増える新しい税制がスタートする計画で、その前の駆け込み需要が販売を押し上げた。
世界のFCV販売台数は、22年が2万余でピークだった。その後は2年連続で下降したが、25年は前年を上回った。SNEは、FCVのビッグスリーとして、現代自動車、トヨタ自動車、ホンダの3社を挙げる。現代自動車の25年のFCV販売台数は6861台。NEXOの第2世代車が昨年4月に販売したことから、前年比78.9%と大幅増を記録した。トヨタは「Mirai」や「Crown」が落ち込み、前年比39.1%減の1168台。日本国内でも、37.3%落ち込んでいる。一方で、同社は水素技術やインフラ開発への投資を継続している。
ホンダの燃料電池車SUV「CR-Ve:FCEV」の販売台数は185台。24年はゼロだったが、浮上したといえるかどうかは、今年の実績にかかる。同車は4.3kgの水素タンクと17.7kWhの電池を搭載している。
中国は、世界最大のFCV販売実績だが、車種の中心は乗用車というより商用車だ。25年の実績は前年比9.6%増の7797台となり、世界最大のFCV市場であることは間違いない。










