2026.03.12 20代以上の男女、物価高騰で自炊の頻度増加 パナソニックが調査
購入した食材を使い切れずに、捨ててしまった(フードロス)経験(n=368・単一回答)パナソニック調べ
春の新生活シーズンには、進学・就職などを機に初めて一人暮らしを始める人が増える。
パナソニックは、一人暮らしの20 歳以上の男女368人を対象にインターネットで「一人暮らしの自炊に関する調査」(2026年2月)を実施した結果、昨今の物価高を受け約46%が「自炊の頻度が増えた」と回答。食費節約への関心が高まっていることが分かった。
一方、約57%が「食材を使い切れずに捨ててしまった(フードロス)経験がある」と回答している。
物価上昇を受けて自炊頻度に変化があったかの質問には、「増えた」が約46%、「変わらない」が約40%、「減った」が約14%という結果だった。
約半数が自炊を増やしており、食費節約の手段として自炊への関心が高まっていると考えられる。
そこで、一人暮らしの自炊でストレスや負担に感じることについて聞くと、「後片付けが面倒」「献立を考えるのが面倒」「作りすぎて食べきれない/何食も同じメニューになる」「食材を使い切れず、余らせたり腐らせたりしてしまう」などが多かった。
また、約57%が食材を捨てた経験が「よくある」または「たまにある」と回答。自炊頻度が増える一方でフードロスを経験していることも明らかになった。
フードロスのトップは野菜
使い切れずに捨ててしまうことが多い食材として挙げられたのは「野菜」で、約67%とトップだった。
一人暮らしの自炊の悩みの一つとなっている食材管理については、少しの工夫で長持ちさせることができる。同社ではこうした長持ちのポイントを公開している。
ほうれん草・小松菜・アスパラガスなど上に伸びて育つ野菜は、育った向きに近い立てた状態での保存を推奨する。
みずみずしさを保つため、湿らせたキッチンペーパーや新聞紙で包み、ポリ袋に入れて口を閉じ、立てた状態のまま冷蔵庫の野菜室で保存するとさらに鮮度を保てるという。
大根・かぶといった葉付き野菜は、葉がついたままだと根の水分や養分が葉に吸収されるため、買ったらすぐに「葉と根を切り分ける」ことが重要という。その後、湿った新聞紙やキッチンペーパーで包み保存することで乾燥を防げる。
また、きのこ類は湿気がこもると傷みやすいため、水分対策としてキッチンペーパーで包んで冷蔵保存するのが適しているという。
カットかぼちゃやパプリカなど種とワタがある野菜は、水分の多いワタや種の部分から傷みやすいため、保存前に種とワタを取り除くことが、長持ちさせる秘訣だという。
トマト・なす・ピーマンといった寒さに弱い夏野菜は、冷気や乾燥が苦手なため、そのまま冷蔵庫に入れると低温障害を起こす。冷やしすぎを防ぐため「キッチンペーパーで包んでからポリ袋に入れる」ひと手間が大事という。










