2026.03.27 HIOKI、水電解装置や燃料電池の評価支援 測定システム投入
EIS測定システム「ALDAS-E」
HIOKIは27日、大型の水電解装置や燃料電池システムの評価を支援するEIS(電気化学インピーダンス分光法)測定システム「ALDAS-E(アルダス・イー)」を発売したと発表した。水素社会の早期実現を後押しする。
今回開発したシステムの測定対象は、大型セルスタックを用いた電解槽や燃料電池システム。大電流が流れる実稼働中にEIS測定を行うことで最適な運転を探索するとともに、セルスタックの内部状態や劣化要因の推定を支援する。
従来は、実証から商用段階レベルの大型電解槽のEIS測定を行うことが難しかった。新システムは、最大でスタック電圧が1000V、電解電流が10000Aとなり、数百kWからMW級の大型電解槽でも測定が行える。
1回当たり約7.6分の測定を実現したことも特徴。一般的に使用される電気化学測定器は、1回のEIS測定に30分以上の時間がかかる場合もあった。
さらに、既存の電解槽や評価装置を改造することなく接続できる「クランプ方式」も採用。セルスタック内で最大48セルの同時計測にも対応し、スタック全体やセルごとの性能比較で行える。










