2026.03.10 HIOKI、測定データ統合ソフト公開 解析効率の向上を後押し
「GENNECT Space」の使用例
HIOKIは10日、測定データ統合ソフトウエア「GENNECT Space(ジェネクト スペース)」を公開した。同社製の計測器で取得した測定データを単一のワークスペースに集約する。従来ソフトの思想を継承。処理能力や拡張性、操作性を強化した。無償でダウンロードできる。
具体的には、数値データに映像やGPS(全地球測位システム)情報を共通の時間軸で同期させることが特徴。現象を多角的に理解できるよう支援し、解析効率を高められるようにする。
さらに、最大1ms(ミリ秒)サンプリング、同3000チャンネルに対応する。複数台の計測器を組み合わせた大規模システムでも、統合管理を実現できる。
公開時点では、高精度パワーアナライザーや一部のデータロガーに対応。今後は対応機種を順次拡大し、同社の計測器ラインアップ全体をつなぐ「データハブ」として発展させていく予定。
モビリティーやエネルギー、産業機器の分野では、測定対象が高度化・複雑化している。こうした状況を背景に、複数の計測器から得られる膨大なデータを統合し、解析から可視化まで一貫して行える環境づくりが求められていた。今回のソフトは、こうした課題を解決するために開発された。








