2026.03.30 【関西地区特集】西菱電機 ハンディー型業務用IP無線機の新製品

SoftBank A501SJ

 西菱電機は、ソフトバンクとデュアルSIMやWi-Fiに対応したハンディー型業務用IP無線機「SoftBank A501SJ」を共同開発した。BCP(事業継続計画)に特化した端末で複数の通信接続に対応し、常時の用途に加え、災害時における避難所や企業のBCP対策などでの利用が可能。3月19日の発売以降、問い合わせも増えているという。

 新製品は、ソフトバンクの携帯電話サービスエリア内で利用できるほか、eSIMに対応したデュアルSIM、Wi-Fiを搭載。Wi-Fi経由でStarlinkなどの衛星ブロードバンドサービスへの接続もできる。

 災害などで契約携帯事業者のネットワークが利用できなくなった場合に、ほかの事業者の設備に切り替えて、通信ができる「JAPANローミング」に対応。このサービスは4月1日にサービス開始予定。大規模災害時に無料で提供される公衆無線LANアクセスポイントの00000JAPANにも対応している。

 本体の重さは約250gと、旧機種から約10g軽量化。寸法は58×136×22㎜。使用可能時間約14時間、連続待受時間約38時間、予備の電池パックと交換することで、長時間の使用が可能だ。プレストークによる一斉・グループ・個別の呼び出しや衛星測位システムによるトラッキングなどができる。

 ボタンとタッチパネルを搭載し、直感的、簡単に操作できる。ウェブブラウザーでウェブサイトの閲覧ができるほか、操作を限定するシンプルモードや呼び出しモードの切り替え、発信先の選択ができる多機能ノブを採用。防水・防じん等級IP68に準拠し、災害時や豪雨、土ぼこりや砂ぼこりが舞うような過酷な環境下でも使用可能だ。

 自治体や企業のほか、製造関係、工事関係や警備関係などをターゲットとしている。自治体向けセミナー、ウェブ動画などでPRを強化。2027年3月31日にMCAアドバンスサービス、29年5月31日に800MHz帯デジタルMCAサービスの終了に伴い、MCA無線からの買い替えを見込む。