2026.04.01 広島の「ちゅピCOM」、三次ケーブルビジョンを子会社化 事業拡大へ
同業他社を相次ぎ傘下に入れ、事業拡大を図る「ちゅピCOM]
広島市や広島県尾道市をサービスエリアとするケーブルテレビ(CATV)局「ちゅピCOM」は、3月31日付で、同業の三次ケーブルビジョン(MCV)の発行済み株式の過半数を取得し、子会社化した。
MCVは、広島県三次市と周辺地域で有線テレビ放送や高速インターネットサービス、モバイルサービスなどを提供している。子会社化したMCVの代表取締役社長は、ちゅピCOMの中谷博之代表取締役副社長が兼任する。
MCVのホームパス世帯数は、2025年3月末時点で約2万1000世帯。コミュニティーチャンネルなどの受信世帯数(総接続世帯数)は、同時点で約1万4000世帯。一方、MCVを子会社化したちゅピCOMの規模は、25年12月末でホームパス約74万2000世帯。総接続世帯数は、約32万6000世帯となる。
中国放送(RCC)グループのちゅピCOMは、広島県西部や東部地域を中心に多彩なサービスを展開している。昨年10月には、府中市や県内北東部の神石高原町を中心に事業展開してきた「ケーブル・ジョイ」を傘下に組み込むなど、広島市周辺からサービスエリアが拡大基調にある。
同社では、MCVが地域に根差して展開してきたサービスを自社のサービスに融合し、より高品質なサービスの提供を目指したいとしている。
全国のケーブルテレビ局(CATV)は、人口減少や設備更新負担を背景に事業再編が進んでいる。特に中国地方は、小規模局の吸収合併や事業譲渡、自主放送終了などが相次ぎ、CATV局の再編が今後も続きそうだ。












