2026.05.11 合成メタン普及へ、実証加速 脱炭素化のカギ、安定調達にも 大阪ガス

合成メタンなどの技術開発を担う大阪ガスの先端技術研究所の竣工(しゅんこう)式でテープカットする藤原正隆社長(中央)ら=2025年9月、大阪市此花区

 大阪ガスが、都市ガスの脱炭素化の切り札となる合成メタン「e-メタン」普及に向けた実証事業を加速している。世界最大級の製造施設が実証運転を開始したほか、米国からの調達の準備も進む。中東情勢の緊迫で、都市ガスの原料となる液化天然ガス(LNG)の供給リスクが浮き彫りとなる中、調達網の多様化にも期待される。

 e-メタンは、二酸化炭素(CO₂)と再生可能エネルギー由来の水素を原料に製造する合成メタン。大気中に放出されるCO₂を回収して...  (つづく)