2026.05.08 業界最小・最薄級の反射形フォトインタラプタ サンプル提供開始 シャープ

反射形フォトインタラプタGP2S800シリーズ(左)と透過形フォトインタラプタGP1S396シリーズ(右)

 シャープセミコンダクターイノベーション(奈良県天理市)は、アナログ出力タイプとして、業界最小・最薄級となる反射形フォトインタラプタ「GP2S800シリーズ」を開発し、サンプル提供を始めた。2026年秋の量産化を目指す。

 反射形フォトインタラプタは、検出物体に赤外光を照射し、その反射光を受光することで、物体の有無などの検知を行う。同一平面上に発光部と受光部を配置した受発光一体型の光センサーになる。

 フォトインタラプタは、モバイル機器や精密機器などあらゆる電子機器で、レンズの位置検出などに使用され、小型化・高密度実装への対応が求められている。

 開発品は外形寸法1.42×1.00×0.43(H)mmと、非常にコンパクトなパッケージサイズのため、センサー実装部の省スペース化を実現。電子機器のさらなる小型・薄型化に貢献する。

 サイズの小型化と優れた近接検知性能(最短検知可能距離0.20mm)を両立しており、限られたスペースにおける搬送物の位置検出や、ダイヤルの回転検出などが可能になった。

 フォトインタラプタには、発光部と受光部を向かい合わせに配置し、物体が発光部からの赤外光を遮ったことを受光部で検知する透過形もある。

 同社は、既に透過形フォトインタラプタでも業界最小級のGP1S396シリーズを展開しており、反射・透過形の両方式で業界最小級の製品ラインアップをそろえることになる。