2026.06.19 「消極的内食」増加 パナソニックが物価高の内食実態調査
食事の機会について、数年前と比べ「外食が減り、内食が増えている」と実感する人は約6割
パナソニックは、自炊を週3回以上行う全国の男女800人を対象に、昨今の物価高騰に伴う「内食(調理・自炊)」への意識・行動変化に関する実態調査(2026年5月14~15日/インターネット調査)を行った。
物価高の影響で内食化が進む一方、かつては楽しめていた調理に「面倒さ」や「義務」を覚えつつ、やむを得ず選択せざるを得ない、“消極的内食”の増加が浮き彫りになったという。
特に、調理について「手間をかけるもの」と厳格に定義している人ほど、現在の制限された環境下で満足度が低くなる傾向にある。
一方で、高機能調理家電によるおまかせ調理や冷凍食品のアレンジなどを「賢い調理」として受け入れている人ほど、内食を有意義なものと感じていることもわかった。
内食が日常化した今、“調理の多様性”を受け入れ、自動調理家電や便利食材なども使って調理の幅を広げていくことが、物価高に負けず豊かな食生活を維持するためのポイントと指摘する。
食事の機会について、数年前と比べ「外食が減り、内食が増えている」と実感する人は59.6%に上る。その理由として、80.9%が「昨今の物価高の影響による節約への意識が高まったため」と答えた。
調理が面倒、義務と感じる「消極的内食」派が増加
こうした中、内食に対する気持ちの変化では、「以前と変わらず楽しみながら内食を行えている」人が33.1%いる一方、「節約志向により仕方なく内食が増えた(19.6%)」「義務感を抱く(10.9%)」「面倒に感じることが増えた(9.1%)」と、心理的・時間的負担を感じている人が合わせて約4割(39.6%)を占めた。
多くの人が節約のために外食を控え、内心では「仕方なく自炊している」という “消極的内食”の傾向が強まっていると分析する。
いままでは楽しめていた「調理」について、その定義に関する質問では、「自動調理鍋・電子レンジなどの調理家電を使用した、火を使わない調理」「冷凍食品・レトルトのアレンジ」「便利食材、ミールキットの活用」を調理として捉えている人がそれぞれ50%前後となった。約半数の人は、これらを調理と捉えていないということでもある。
また、「全てを『調理』として捉えていない」という回答も15.8%となり、調理に厳しい定義を設けている人が一定数いることが明らかになっている。
調理の多様性を受け入れる人ほど内食を有意義に捉える傾向も
一方、約8割(77.6%)が内食を有意義なものにするために何かしらの工夫を凝らしていることもわかった。調理家電、冷凍食品や便利食材の活用など、“調理の多様性”を認めることで内食を有意義と実感している。
内食を楽しむための具体的な工夫として、「冷凍食品や便利食材の積極的な活用による手間抜き(33.4%)」が最も多く、次いで「SNSや料理本等での新しいレシピのインプット(26.1%)」「高機能な調理家電を活用したおまかせ調理(10.0%)」の順番となった。
また、それらの工夫を取り入れたことで内食が有意義になったと感じる人は約6割(63.1%)に上り、節約のための仕方のない自炊であっても、調理家電や便利食材といった“調理の多様性”を認め、賢く取り入れる人ほど内食を有意義に楽しめているようだ。
同社は、物価高で自炊を義務や負担と感じる人が増える中で、高機能な調理器具や自動調理家電など便利なツールの活用で、食卓をより有意義にしてもらう啓発活動に力を入れていく。










