2026.09.14 【抵抗器特集】ツバメ無線 スリップリング国際特許取得
3次元ジョイスティック
ツバメ無線は、創業97年の歴史を持つ可変抵抗器の専門メーカー。技術力と品質に定評があり、3本柱の可変抵抗器、ジョイスティック、スリップリングは、国内大手メーカーに加え、欧米メーカーにも輸出され、事業拡大が続く。研究・試作にも気軽に対応している。
可変抵抗器は回転型、スライド型をそろえる。音量調整、調光器、電動工具の回転調整、リニアセンサー向けの需要が着実に伸びている。
ジョイスティックは可変抵抗器の技術を応用し、レバー1本でX軸とY軸の2次元操作ができる。超小型の「TX-13RPSR」は、内視鏡や手術支援ロボット向けに活躍している。小型の「TX-26PRR」は、監視カメラやゲーム機器、ラジコンヘリ、ラジコンカー、ドローン、クレーンなどの遠隔操縦用途で実績が高い。シンセサイザーをはじめ、幅広い新分野でも使われている。
ブーツ付きで高精度の新製品「NTX-262RAHS」と「NTX-262RA
VN」は、レバー操作角度を38度と狭くした。自動復帰用のばねをレバーにはめ、操作精度と寿命を大幅に高めた。X、Y、Z軸を操作できる3次元ジョイスティックも開発している。高い操作性と精度が求められる医療関連や測定器などの分野で引き合いが強い。
スリップリングは、固定側から回転側へ電気や信号を供給する。360度旋回するため、1台のカメラで空港の高い天井から広い範囲を監視したり、マンションの出入りを監視したりできる。高周波ケーブルや4K信号、LED、光ファイバーに対応する製品の開発も進めている。高性能の新製品「SRG-27-6CLL」は、摺動ノイズを低く抑え、回転寿命を従来機種の10倍以上に延ばす方式を採用した。日本、米国、中国で特許が認められた。ロボットアーム向け製品も開発中で、今後大きな成長が見込まれるロボット分野への提案も視野に入れている。









