2026.10.05 NECネクサソリューションズ、クラウド型基幹システム販売 独自業務に対応、保守負担を軽減
NECネクサソリューションズは5日、クラウド型の基幹業務システム「EXPLANNER/Ax SaaS」の販売を開始した。上場企業から中堅企業を対象に、企業独自の業務プロセスに対応しながら、サーバー保守や法改正対応などの運用負荷を軽減する。「会計」「給与」の各サービスは2027年1月から提供する。
基幹システムのクラウド移行では、独自業務に必要な追加機能の開発制限や、セキュリティーへの不安が課題となっている。新システムは、自社設置型の「EXPLANNER/Ax」で培った機能と柔軟性を引き継ぎ、クラウド環境でこうした課題に対応する。
提供形態は「Public型」と「Private型」の2種類。Public型は、複数の利用者で基盤を共有する方式で、標準機能を低コストで早期に導入できる。料金は1ユーザー月額9万8000円から。
Private型は、利用者ごとに専用環境を設ける方式を採用した。追加機能の開発や周辺システムとの連携を機能制限なく実装でき、企業ごとの業務要件に対応する。
サーバーやデータベースの保守、法改正への対応、バージョンアップ作業はサービス側で担う。利用企業の情報システム部門の負担を減らし、法令に準拠した最新のシステム環境を利用できるようにする。
専用基盤には「Oracle Cloud Infrastructure(OCI)」を採用した。日本オラクルが基盤設計に参画し、高い可用性と多層的なセキュリティー対策を実現した。
AI(人工知能)の将来的な活用を見据え、生成AIや検索拡張生成(RAG)を支えるベクトル検索機能を備えた「Oracle AI Database」も採用した。蓄積した業務データの高度な活用や機能拡張に対応できる基盤を整えた。







