2026.10.07 ミネベアミツミ製ヨーヨーが「ロングスリーパー」でギネス世界記録を達成
認定書授与の様子
ミネベアミツミは6日、自社の超精密加工技術および小径ボールベアリング技術を結集して開発したオリジナルヨーヨーが、ヨーヨーの回転持続時間を競う「ロングスリーパー」でギネス世界記録を達成したと発表した。
記録へのチャレンジは、同社軽井沢本社工場テクノロジーセンターを会場に実施され、59分46秒44の記録を達成し、10月3日に認定された。使用機器は、同社製超精密ボールベアリング(サイズC)搭載オリジナルヨーヨー。
同社の祖業であり原点であるボールベアリングは、70年以上自社内で磨き続けている超精密加工技術に支えられている。今回の挑戦は、同社軽井沢工場の「相合(そうごう)プロジェクト」の一環として、ボールベアリング事業部、技術本部、部品・工機部門が部署の垣根を越えて立ち上げられた。
プロジェクトを推進したのは、学生時代にヨーヨーに魅せられ、そのボールベアリング技術をきっかけに同社に入社したエンジニア。ヨーヨーを題材に世界記録へ挑戦することで、普段あまり目にする機会がないボールベアリングを見える化し、次世代を担う子供たちにものづくりの面白さや夢のある挑戦が実現できることを目指したという。
今回の記録更新を支えた技術の根幹は、同社の超精密加工技術と、世界最高水準の回転性能を追求した小径ボールベアリングの融合にあり、競技用ヨーヨーで主流とされる「サイズC」規格のボールベアリングに対して、極限まで摩擦抵抗を削ぎ落した専用品を新たに設計・開発して搭載した。さらに、過去にハンドスピナーの開発などで培った精密加工のノウハウや回転持続構造を応用し、ボディの振れや回転エネルギーの損失を徹底的に抑制する高精度な全体設計を行うことで、圧倒的なロングスリーパー記録の達成を実現した。











