2020.10.21 【あかりの日特集】三菱電機照明LED照明「みそら」
青空照明「misola」
光散乱パネルで〝青空〟を表現
三菱電機照明は、青空を模したパネルと太陽光の差し込み感を表現するフレームを組み合わせたLED照明「misola(みそら)」をきょう21日に発売した。
みそらは、レイリー散乱を発生させる光散乱体を用いたパネルに、両サイドからLEDを照射して光らせている。レイリー散乱は、大気圏に太陽光が入射する際に、大気を構成する分子の影響によって空が青く見える現象。みそらはそれを応用し、照明器具として〝青空〟を表現した製品だ。
正方形に近い形状のみそらは、フレーム部の三面を光らせ、一面が影になるようにすることで、自然な太陽光の差し込み感を演出。
光色が異なる複数のLEDを採用し、発光量を変化させることで、青空だけでなく朝焼けや夕焼けなどの変化も可能だ。両サイドから光を照射するエッジライト方式により、天井面からの器具の厚みを120ミリメートルと薄型化し、施工もしやすくしている。
光色は専用リモコンによる手動切り替えと、専用制御機器によるスケジュール制御を行う自動切り替えの2タイプをラインアップ。スケジュール制御を使い、移り変わる空の表情と空間の光環境を連動することで、外と内のつながりを自然に演出できる。
同社は、窓のないオフィスや病院、福祉施設、公共施設などに提案していく考えだ。本社ショールームにもみそらを展示し、あかりを体験できるようにしている。