2019.10.17 パナソニック 「テクニクス」初のイヤホン、ダイナミック型ドライバー搭載

ステレオインサイドホン「EAH-TZ700」

パナソニックはテクニクスブランドにおいて、業界で初めて磁性流体を用いたダイナミック型ドライバーを搭載し、新生テクニクスとして初となるステレオインサイドホン「EAH-TZ700」を11月15日に発売する。税別価格は12万円。 新製品は、ドライバーの理想的な駆動を実現するパナソニック独自の技術を採用した、新開発の「プレシジョンモーションドライバー」を搭載した。ボイスコイル部に磁性流体を使用することで、振動板の正確なストロークを可能とし、超低歪み再生を実現。振動板と材質が異なるしなやかなエッジの採用により、超低域から100キロヘルツの超高域までの広帯域再生を実現し、音楽の臨場感や躍動感を再現する。 安定した装着性を実現するハウジングやフィット感と、遮音性を両立するイヤピースなど、様々な独自技術を搭載している。 また、ロングセラーモデルのDJヘッドホン「RP-DJ1200」をベースに、音質や操作性・耐久性を向上させたステレオヘッドホン「EAH-DJ1200」も11月15日から発売する。税別価格は1万8000円。 前モデルとなるRP-DJ1200は発売以来、ターンテーブルSL-1200MKシリーズとともに高い評価を受け、累計販売台数が50万台を超え、世界中のDJに使用される定番ヘッドホンとなった。 新製品は、直径40ミリメートルの新開発ドライバの採用により、DJプレイ時の大音量下でのモニタリングに適した、クリアで低域と高域のバランスが取れた音質と低歪みの高耐入力を実現した。 片側出しのコードは新たに着脱可能とし、ロック機構を加えてDJプレイ中のコードの脱落を防ぐほか、ヘッドバンドやイヤパッド、ハウジング部の回転機構の耐久性を向上させるなど、使いやすさと信頼性を高めている。 パナソニックは、新製品をプロフェッショナルDJからホームDJまであらゆるスタイルのDJに、DJヘッドホンの新たなスタンダードモデルとして提案していく。