2021.02.17 ゲノムデータ生かした予防医療実現東芝と東大が共同研究開始

 東芝と東京大学は16日、ゲノム(遺伝情報)データを用いた「予防医療」の実現を目指す共同研究契約を結んだと発表した。少子高齢化で医療費が膨張する問題を抱える中、従業員から集めたビッグデータを生かして病気の予防に役立てる医療システムの構築を目指す。

 予防医療分野で研究契約を交わしたのは、東芝と東大医学部付属病院予防医学センター。両者はゲノムデータに健康診断情報を組み合わせ、労働生産性にも考慮した次世代型健康管理法の構築を狙う。<...  (つづく)