2021.05.12 ターンテーブルのシルバーモデル追加パナソニック「テクニクス」

テクニクスのダイレクトドライブターンテーブルシステム「SL-1200MK7」

 パナソニックは、テクニクスブランドのダイレクトドライブターンテーブルシステム「SL-1200MK7」の新色として、シルバーモデルを21日に発売する。価格(税込み)は9万9000円。

 SL-1200シリーズは、ダイレクトドライブ方式ならではの高音質と信頼性や操作性が評価され、ディスコやクラブにおける定番機となり、シリーズ累計販売台数が350万台を超え、世界中で愛用されている。

 パナソニックが2019年5月に発売したSL-1200MK7は、SL-1200MKシリーズの11年ぶりの新製品となる。ボタンレイアウトやプラッターの慣性質量など、DJパフォーマンスに影響する仕様はSL-1200MKシリーズを踏襲しながら、新生テクニクスの開発で培った技術を用いて音質を高めるとともに、トルク・ブレーキスピードの調整や逆回転再生など、パフォーマンスの可能性を広げる新たな機能も搭載した。

 発売以来、DJターンテーブルの新たなスタンダードモデルとしてDJに支持されているほか、本格的なアナログプレーヤーとしてHi-Fiオーディオユーザーにも愛用されている。

 昨今、クラブや自宅からの動画配信が増加するなどDJスタイルが変化している。動画配信では選曲やリズムなどの音に加えて、DJの手元が映され、ターンテーブルやミキサーの操作をはじめとしたプレーがこれまで以上に注目されている。

 このような中、ミキサーなどのDJ機器、アンプなどのコンポーネントとターンテーブルの色を合わせたいという要望に応え、追加色としてシルバーモデルを投入。発売中のブラックに加え、シルバーとの2色展開にすることで、使っている機器にマッチする色を選べるようになる。