2021.06.18 ピアノフィニッシュモデルを追加投入ヤマハのSACD/CDプレーヤー

「CD-S1000」

 ヤマハは、SACD/CDプレーヤー「CD-S1000」に、グランドピアノと同じ塗装/研磨工程仕上げによる黒鏡面ピアノフィニッシュのサイドウッドを採用したシルバー/ピアノブラックモデルを18日から発売する。価格は14万9600円(税込み)。

 CD-S1000は、アナログ音声系統をRCA(アンバランス)接続に特化したSA-CD対応CDプレーヤー。左右チャンネルそれぞれのプラス側とマイナス側に独立したD/Aコンバーターを搭載して変換精度を高めるとともに、オリジナルローダー採用ディスクドライブや、対称コンストラクションなど、上級機の基本設計を継承している。

 ローダーと一体設計された高剛性シャシーが、CDドライブとローディングメカニズム全体をしっかり支える、ヤマハオリジナルのローダー機構を採用。厳選された高信頼ドライブメカニズムとのコンビネーションによって、信号読み取り精度を着実に積み重ね、ディスクに刻まれた音楽の微細なニュアンスまでも再現する。

 高剛性・低共振とスムーズな作動を追求したアルミダイキャスト製ディスクトレーの採用で、新時代の高級オーディオプレーヤーにふさわしい、静粛で品位あふれる操作フィーリングを楽しめる。

 オーディオ回路用、デジタル回路用、ドライブメカニズム用、ディスプレー用の各電源をトランス巻線の段階で独立化。さらにオーディオ回路用には左右独立構成のシャント方式ローカルレギュレーターも装備し、S/N感とセパレーションの向上に貢献している。

 フロントパネルに装備した「ピュアダイレクト」ボタンを押すと、本体ディスプレーを消灯するとともにデジタル出力回路も停止。信号経路を純化して、アナログ音声出力の最高品位が得られる。

 ディスクドライブを本体中央に配置し、その前後を貫く形でセンターフレームを装着した高剛性設計の対称コンストラクションを採用した。