中国の武漢市で発生した新型コロナウイルスの流行は、世界を覆い尽くし、いまだに収まる気配はない▼コロナ対策優等生だった台湾も、英国型の変異株に感染したパイロットが〝ホステスバー〟に行ったために5月10日から新規感染者が増え始めた。同22日の723人がピークで減少傾向になり、今月13日から200人以下に抑えられている▼中国は昨年の3月中旬には下火になり、ほぼ2桁台の感染者数を発表しているから皮肉なものだ。昨年1月24～30日の中国春節7連休の国際的な...　　(つづく)