2019.11.14 ソニー 業界最高クラスのNC性能、ハイレゾ対応イヤホン

ネックバンド型のブルートゥース対応ワイヤレスイヤホン「WI-1000XM2」

ソニーは、周囲の騒音を低減してハイレゾの高音質に浸れるネックバンド型のブルートゥース対応ワイヤレスイヤホン「WI-1000XM2」を12月7日から発売する。 従来機種「WI‐1000X」の約4倍の信号処理能力を誇る「高音質ノイズキャンセリングプロセッサーQN1」を搭載。ノイズキャンセリング(NC)性能が飛躍的に向上している。飛行機のエンジン音などの低域に加え、人の声や雑踏の音など、中高域のノイズも効果的に低減する。 「WI‐1000X」と同様に、イヤホンの外側と内側に配置した二つのマイクで効率的にノイズを集音する「デュアルノイズセンサーテクノロジー」で、外部の騒音のほか、耳元に漏れ込んだ騒音を精密に検出し、騒音を打ち消す効果のある逆位相の音を高精度に生成する。 フルレンジを担う高感度9ミリメートルダイナミックドライバーユニットと、高音域を担うバランスド・アーマチュア・ドライバーユニットを組み合わせたHDハイブリッドドライバーシステムを搭載。 また、「高音質ノイズキャンセリングプロセッサーQN1」がオーディオ信号を高精細に32ビットデジタル処理するほか、同プロセッサ内に搭載している高いS/N比(信号対雑音比)と、低歪み率を併せ持ったD/A変換回路、高品位なヘッドホンアンプでクリアな音を再現する。 ブルートゥース経由で従来の技術と比べて最大約3倍の情報量を伝送でき、ワイヤレスでもハイレゾを楽しめるLDACや、CD音源・MP3などの圧縮音源・ストリーミングサービスもハイレゾ相当の高解像度音源にアップスケーリングするDSEE HXで、高音質を楽しめる。 新たにネックバンドに柔らかなシリコンを使うことで、首周りにフィットしやすく、付属のキャリングケースに丸めてコンパクトに収納できるほか、「WI‐1000X」より約18%軽量化した。価格はオープン、市場想定価格は3万5000円前後。