福井商工会議所主催「北陸技術交流テクノフェア2021」と福井県IT産業団体連合会主催「ふくいITフォーラム2021」が、10月21、22日、福井市の福井県産業会館で同時開催する。

　二つの展示会は、2019年までは10月に同会場で同時開催していたが、20年は新型コロナ感染拡大の影響により、「北陸技術交流テクノフェア」は中止となり、「ふくいITフォーラム」はウェブ開催に変更した。

新型コロナ対策でリアルとウェブ展示

　今年は2年振りの同時開催となり、ともに新型コロナ対策で、リアル展示とウェブ展示のニューノーマル（新しい日常）な展示会となる。

　北陸技術交流テクノフェア2021は、今年で32回目を迎え、北陸や全国の企業、大学、研究機関などが最新製品や新技術を紹介する。機械・精密、電気・電子、情報通信、繊維、建設、鉄鋼・非鉄金属、化学、環境・エネルギーなど、幅広い分野から出展される。

　企業などは東京商工会議所連携ブース、ウェブ展示も含めて90社強。ニューノーマル時代の新技術を披露する特別展も行われる。

　今回で34回目を迎えるふくいITフォーラム2021は、「地域社会を支えるICT」がテーマ。ICTを活用した先進のビジネスモデル、ブロードバンドやセキュリティーなどのシステム・情報端末の展示、関連セミナーなどが行われる。

　ITビジネス見本市には、ウェブ展示も含めて23の企業が出展する。