アイリスオーヤマが、夏用ファン付き衣料「クールウェア」などの衣料品で新たなブランドを立ち上げ、アパレル市場の展開を強化する。アウトドア用品でも独自ブランド「HUGEL（ヒューゲル）」の展開を7月から開始。コロナ禍の需要も捉え、2022年度（1～12月）でグループ売り上げ1兆円の達成に向けて、新ブランドで弾みをつけたい考えだ。

　アイリスは、アパレル関係としてクールウェアを製品化している。昨年12月には、ヒーター付きベスト「ヒートウェア」をラインアップに追加した。同社のアパレルは、家電のノウハウも生かし、機能性に優れたこれらの製品が中心。今年も冬に向けてヒートウェアなどのラインアップを追加する。

　アウトドア用品で立ち上げたヒューゲルは、ローチェアやテーブルなど5点をまとめた2人用のキャンプセットを、ブランドの第1弾として税込み2万9480円で7月に売り出した。キャンプをはじめとするアウトドア需要を本格的に捉えるために、新たにブランド化し、今後、シリーズ展開していく。
（詳細は23日付の電波新聞、電波新聞デジタルに掲載します）