2021.12.13 「分身」同様に水中で活躍するロボット福島で活用推進をめざす催し、廃炉や復興支援の一助に

ロボットのデモのもよう

 水中ロボットの活用推進をめざすイベントが10、11の両日、福島県南相馬市の福島ロボットテストフィールドなどであった。産官学の専門家らが参加。福島で進むロボット関連の動きなどが説明され、特に原発のタンクで活用が期待されるロボットの開発について、プレゼンやデモなどが披露された。洋上風力発電をめぐるロボット活用の可能性も紹介された。

 イベントは「海のアバターの社会実装を進める会」と銘打ち、主催は「福島イノベーション・コースト構想推進機構」。電子情報技術産業協会(JEITA)が事務局で、東日本大震災や原発事故で被災した福島県の浜通り(沿岸)地域などの復興に向け、産業基盤構築などをめざし国が音頭をとり進めるプロジェクトの一環として開かれた。
(14日や後日の電波新聞・電波新聞デジタルで詳報予定です)